僕とうつ&統失 闘病記 2005.10 退院後に病状悪化

最悪の時期から、現在(2019)のだいぶ元気になるまでの昔話です。
症状を箇条書きにしてますので重い内容になります。

読める人だけ目を通してください。
()は当時の自分に今の自分がアドバイスしている文章です。
参考になればと思います。
そのうち元気な内容に変わっていきますが、この状態からここまで来たのかとプラスになる読み物にしてくれたら嬉しいです。

・一回目の電気治療では、なんとなくではあるが気分がスッキリしたように感じたが、2回目の電気治療でさらに良くなったかどうかは、まだわからない。
気分が晴れるということは分からないが、落ち込まないということでは良くなっているかもしれない。

・体が重く横になっていることが多かった。
横になりながら今後のことを考えていると、どんどん悪い方向に考えてしまう。
死ぬことも少し考えてしまい、電気治療も効果が無いのかとまた落ち込んだ。
(結論を急ぎすぎる。 数ヶ月で治らなかったら、復帰まで年単位かかると思った方が気が楽になる。 治療もすぐに効果が現れない物もあるはずだし、ゆったりどっしり構えて行きましょう。)

・自分では大丈夫だと思っていても、先生方から外泊しませんか?という話は持ち出してこない。
やはり自殺したくなってしまうという点を重要視しているように感じる。
今週末に外泊できないかと先生に話しをしてみようと思う。

・退屈なため、外に出たい欲求が強くなっている。
研修生の話だと、外泊の許可は下りるのではないかということだった。
(閉鎖病棟は精神的にも辛いよね。 食事くらいしか楽しみが無いし、色々な状態の患者さんがいるわけだし。 でも元気になるための入院頑張ってここを乗り越えてみよう。)

・電気治療を行ったが、前2回の治療と違い、頭痛はほとんど感じない。
今日は麻酔が抜けるのに時間がかかり、点滴が終わった後もフラフラする状態が続き、しばらく横になって過ごした。

・うるさい女性入院者が外泊でいなくなり、静かな午後を過ごす事が出来た。
静かな環境は助かる。
(病棟には色々な人がいるから、相性の悪い人、こういうタイプは嫌だなぁと言う人は大抵居ます。 気にしない事、気にも留めない事です。)

・4回目の電気治療を行った。
なんとなくではあるが、少し気分が良くなったように感じる。
また、今回は頭痛や吐き気はほとんど無く、麻酔から覚めるのも早かったように感じる。

・電気治療の後からずっと気になっているのは、額に麻痺が残っているように少し感じる。
触っても触られている感触があまり無い時がある。
PCで作業をしていると、頭だけで浮いているような感覚になり、画面に吸い込まれていくような感じがする時もある。
時間がたつと治ってくるのか?
気分は落ち着いていて、与えられてた薬もしっかりと飲んでいる。
昨晩、寝る前の薬を飲むことを忘れてしまった。
寝る前には睡眠薬も飲んでいるはずだが、これを飲まなくてもすぐに眠ることが出来た。
むしろ逆に、明け方5時まで一度も目が覚めることがなく、病院の時よりも良く眠ることが出来た。
前日は夜中の3時すぎまで起きていて、昼寝もしなかったから体が疲れていたということもあるが、薬を飲まなくても良いのなら、その方が良いに決まっている。
病院に戻ったら、このことも先生に話してみることにしよう。

・昨日と今日、死にたい気分になってしまった。
特に原因となる出来事もなかったように思う。
病院ではほとんどなっていないのに、家にかえってきてからは二日続けて死にたくなってしまった。
病院では病気を治すためにここにいるのだと、前向きな考えを持てていたが、家にいると仕事のこと、金のこと、生活のことなどをどうしても考えてしまう。
電気治療で全身麻酔をかけるときに意識が無くなっていく感覚の時、このまま眠るように死ねたらと最近は考えてしまう。
死ぬことは苦しみから解放してくれる方法のように考えてしまう。
(死=もう現実に苦しまされなくて済む方法 のように考えてしまうよね。 でも最終手段として死を取っておいて、本当の本当にもうダメだってなるまでは、生きてみたらいいんです。 かっこ悪くたって、周りに勘違いされたっていいじゃないか。 とことんあがいて、とことん泣いて、とことんやってみたらいいんです。)

・病院にいるときの方が落ち着いて生活できる。
生活感の無い病院だからだと思うが、退院してからは生活のことを考えないといけないだろうから、そこで病気が悪化しないかが心配だ。

・絵を見て何に見えるかというテストを行った。
血や死体などに見える物が多く、巻き込まれた交通事件の光景がまだ残っている事を実感した。
先生方がこのテストの結果を自分に教えてくれることは無いと思うが、恐らく自分と同じ見解をするような気がする。
同室の患者さんから「公費負担」という物の話を聞いた。
これを申請すると病院の薬などの料金がかからなくなるそうだ。
実際に同室の患者さんはこの申請を行っており、病院で薬代を請求されることはないそうだ。
自分の住んでいる市町村の役場の社会福祉課に行く必要があるそうだ。
(絵が何に見えるかのテストは結構落ち込むよね。 あぁそう見えちゃうんだって自分で分かるから、病気の状態も分かってしまうし。 あの絵がハッピーに見える人が居るならば何に見えたのか聞きたいくらいだけど。)

・5回目の電気治療を行った。
今回は前回程ではないが、いくらか頭が軽くなったように感じる。
夕方、談話室で女性が騒いでいたので少し気分が悪くなったが、18時頃になると落ち着きを取り戻した。

・いつも騒いでいる患者が、朝食の時に中東で処刑される動画が流出した男性の話を始め、殺された時の声を真似していた。
これが原因で一日中気分が落ち込み、談話室でも騒がれ、吐き気をもよおした。
自分の事を話していない事は頭でわかっていても、病気が自分の事を話しているように思わせてしまい、苦しい。
(亡くなった男性に対しとんでもない言動をする奴、病んでるとか関係なしに救いようが無いと思う。 相手にしない事。 関わらない事です。)

・明け方に悪い夢を何度も見て、その度に目が覚めた。
朝起きてからも落ち込んだ気持ちが続いた。
9時に電気治療が終わり、少し気分が軽くなったように感じる。
治療後は頭痛が残っていたが、夜になるといつの間にか無くなっていた。

・電気治療が終わったという開放感からか、とても落ち着いている。
うるさい患者さんが外泊でいないので助かっている。

・午後に昼寝をしたからか、夜眠ることが出来ず、何度も目が覚めてしまった。
 昼間は落ち着いて生活できた。
(ここ数日調子がいいね。 心の平静を保つ事で自分が救われていく事が感じられるかな? 平静に保つのは難しい事だけど、なるべく穏やかに生活してください。)

・明日からの事を考えると不安になり、すぐに眠ることが出来なかった。

・家に帰ってからの精神状態を不安視していたが、PCなどのたまっていた仕事を忙しくこなすのに追われて
精神状態は落ち着いている。
明日からが問題かもしれない。

・比較的落ち着いているが、意識して生活のことを考えないようにしないと、また悪化するような不安に襲われる。
こうして日記に病状を書きとめているだけでも、少し気分が悪くなってきてしまう。
何故家に帰ってくると病状が悪くなってしまうかの原因を自分なりに考えてみるのだが、答えがわかるまでには至っていない。
(生活していくって事を考えれば、自然と追い込まれていってしまう。 自宅が自分を守ってくれる場所であり、自分の居場所ができるといいよね。)

・家にいると、自分が遊んでいる時に妻が働きに出ていることを、どうしても考えてしまって、気分が落ち込む。
この前、一時帰宅をした時も同じように気分が落ち込んだので、この状態が続くように感じている。
病院で先生や看護士さんが「くれぐれも、慌てないでゆっくりと行動してください」ということを何回も言われてきたので、早く仕事に就かないと という考えは病状を悪化させ、入院前の状態に戻ってしまう恐れがあるのだが、それでも頭に仕事やお金の事が浮かんできてしまう。
病院での生活が馴染んでしまったようで、今日も5時半に目が覚めてしまった。
早起きして特に問題があるわけではないので、このまま6時起きを続けてみようと思う。

・家にいるとどうしても自分を責めてしまう。
入院中に他の患者さんと話に良く出たが、病院の方が居心地が良くなってしまうという話は、今の自分と同じように感じて話をしていたのかもしれない。

・弟とその彼女がお盆の帰りにこの家に寄ったという記憶が無く、そのことを妻に言うとうんざりして付き合いきれないという表情を露骨にされた。
後から悪かったと一言あったが、やはりいい加減にうつ病の人間と接するのは嫌なのだろう。
自殺しようかと本気で考えた。
体が重く外出することがなかなか出来ない。
結局午後になってやっと動くことが出来たが、憂鬱な気分はずっと続いた。
(感情をコントロールできない妻に、追い込まれてしまうよね。 自分が何をしたと言うのだろう。 真面目に働いていたら病気になってしまったのに、うんざりされるなんて、おかしいよね。)

・ブラックジャックによろしくの12巻を買ってきた。
今は精神科の閉鎖病棟を取り上げていて、統合失調症の患者が退院するが世間の目は厳しく、誤解や偏見にされされて行き場を失い、飛び降り自殺をするという内容だった。
内容が現実離れしているとは思わなかった。
入院した時も感じたが、この漫画で描かれているのは、決してオーバーに描いていることは無く、むしろ、よく調べて描いていることがよくわかる。
12巻の内容も入院生活で見た精神化の実情を丁寧に淡々と描かれている。
読むことで病状が悪化するのではないかと少し心配したが、精神病棟の事を知りたい気持ちに負け、読んでみることにした。
電気治療が効いているのか、読んでもまったく動揺することなく、むしろ冷静に読むことが出来た。
このような内容を正面から捉え、きちんと描いてくれるこの漫画の存在は多くの精神病患者を勇気付けたのではないかと感じた。
(ブラックジャックによろしくは重いけど読んでみるべきだと思う。 勇気付けられるよね。)

・入院前よりもブラックジャックによろしくの取り込み作業がはかどっているように感じる。
以前は1巻〜11巻までを一気に作業したので、うんざりしていることもあったが、それを考慮しても、今回は疲れにくいようになっているように感じる。
作業自体も少し早くこなしているように感じる。
電気治療を行って頭がスッキリとしている感覚があったが、このようなところにも効果が現れているのかもしれない。

・落ち着いて生活することが出来た。
昼間にブラックジャックによろしくの取り込み、編集作業をおこなったが、集中力が続き、長時間作業することが出来た。
実家に行ってからもHDDビデオの接続設定の作業も、最期まで休憩を入れず一気に作業することが出来、楽しみながら複雑な作業を行うことが出来た。
設定が終わってからも説明書をずっと読み、一日を通して気力が充実している日だった。

・わずかに気分が落ち込んでいる。
雨が降ってきても洗濯物を取り込むことが出来なかった。
(洗濯物の取り込みで夫婦間でゴタゴタしているよね。 無理ならこの家事は無理と言ってしまっても良い気がする。)

・落ち着いて生活することができた。
家にいる時に軽いスクワットを行い、その後の犬の散歩で軽く走って帰ってくることができた。
体は疲れたが、気分的に充実した一日となった。

・朝から体が重く、昼頃から15時くらいまでずっと寝ていた。
起きてからも気分が沈んだままだったが、楽しい事をすれば気分も晴れると思い、無理をしてローソンに出かけた。
予想どおり少し体が軽くなったが、犬の散歩に行くのは、やはりおっくうで、体が重かった。
洗濯物を取り込みたかったが、そこまでする事が出来ず、自分を責め、また落ち込んだ。
(体が重い日は無理は禁物。 苦痛だけを味わう事になります。 頭を休ませてあげよう。)

・今日も体が重く、午後は横になって過ごした。
死にたいという気持ちにもなり、電気治療が無駄に金を使っただけのように考えてしまい、自分を責める。
いつまでこの病気に苦しませられるのか、死んだ方が家族に迷惑をかけないのではないかと、考えてしまう。
(体調の波があって、上下しながら回復に向かっていくわけなので、この日は体調が悪い日だったというだけです。 また良くなる日もあるのに死んでしまったら勿体ない。 良い日が来るのだと念じ続けるべし)

・今日も体が重く、死ぬことを考えていた。
久々に頭の中に色々な言葉が浮かび、耳を塞いで耐えることしかできなかった。
電気治療の効果は無かったのか、無くなってしまったのか考えるが、答えが出るわけでもなく、苦しみから解放されることだけを考え、死ぬしかないという結論しか思いつかなくなっていた。
(苦しくても、どんなに苦しくても自殺はダメ。 自分も遺族もどん底に突き落とされるから。)

・死ねという声が頭の中でずっと響いている。
 この声を消すために大声で止めろと叫びたくなる。
 声から逃げるために死んで消えてしまいたくなった。

今日も畦道通信に来てくれてありがとう。

僕とうつ&統失 闘病記 2018.12.08 入院48日目 退院の日

深夜2時半、目が覚めてしまう。
本日10時に退院なのだが、昨日母が珍しく面会に来なかったので、少し心配ではある。
最悪歩いて帰宅すればよいかと思っているが、一人だと退院もできないのか?
迎えは来ると言う事で準備を進める。

相変わらず左手がカタカタと震える。
頬杖を付いていると、震えて困る。
若干体が重いが、問題は無いだろう。

退院をして、姉に会ってから家に帰ろうかと思ったのだが、会ったら「おめでとう」って言われて驚いた。
確かに自分の周りで退院する人がいたら、そう言うだろうと思うんだが、自分が退院する時はそういう言われるだろう感が全く無くて、ただただ病棟から外に出たかったんだって、やっと客観的に見れたんだよね。

どれだけ心配と迷惑をかけて入院をしていたのか、やっと実感となって重く受け止めたのでありました。

自宅に一人帰り、自室に移動して、眠らなかったのだけど、この日の記憶はあまり無い。
何だろうね、舞い上がってしまっていたのかな?
落ち込んではいなかったはずだけれど。

今日も畦道通信に来てくれてありがとう。

僕とうつ&統失 闘病記 2018.12.07 入院47日目 退院前日の深夜に目が覚めて

眠れない。
ここ最近体調が良い反面、夜は眠れなくて困る。
起きているには寒いし、やる事は無い。
Macちゃんは健在だけれども、バッテリーも弱ってきているから、朝までもたない。
DTMの練習などはバッテリーを食う最もたるもので、1時間でバッテリーが空になる。
どれだけ負荷かけてるねんって話ですが、MacちゃんにはドSの僕でも、入院中は労ってあげます。
DTMを勉強したいけれども、イヤフォンも無いし、バッテリーが持たないならば、我慢するしか無いですな。

退院を明日に控え、気が引き締まってきている。
ここを出てからが本当の戦いの始まりだからである。
部屋の片付けなどかなり忙しくなるし、仕事を辞めるまでは精神が追い込まれるかもしれない。
何とか辞めさせないように、ああ言えばこう言うで、うまく踏みとどまらせようとするかもしれないが、
強い意志を持って辞めると言い続けないといけない。
いい人になる必要は無いが、同じ市内で今後も生活するわけだし、穏便に円満に辞められるようにはしたい。

早朝から目が覚めてしまったが、Queenを聴いてリラックスして朝食を待つ。
今日の昼はカレーが出るらしい、カレー好きとしてはうれしい献立である。
朝はもう何回出てきたかわからない、がっかりメニューのシーフードハンバーグ。
明らかにレトルト、明らかにがっかり。

15時過ぎに主治医が明日は居ないからと部屋まで挨拶に来てくれた。
問題なく明日10時に退院できそうである。
いよいよという感じがある。
ここまで長かった。

今日も畦道通信に来てくれてありがとう。

僕とうつ&統失 闘病記 2018.12.04 入院44日目 本人も、家族も、友達にも自分の人生を楽しんでほしい

身体は重くはないが、気持ちが滅入ってしまっている。
同級生で看護師の〇〇ちゃんが部屋に来てくれて話をする。
最近部屋にこもりっぱなしだが、体調が悪いのか?という事だったが、その通りだと伝える。
色々とあるだろうが、そのほとんどが病気が原因。 だから自分を責めないようにと言ってくれた。
有難い。
健常者には理解できない事なんだろうけど、気持ちの問題、誰だって頑張っているのだ、死ぬ気になれば何だったできるはず、って言う古い根性論を持っている人が未だに多い。
肺だの肝臓だの、そういう臓器の異常は自分がなった事がなくとも、大変ですねぇ〜って理解したような事を言っているのに対し、頭の中の病気は全く理解されていない。
同じ脳という臓器が異常をきたしていると言うのに。

きっと、根性論を言う人は、22世紀になってもいなくなることはないのだろうけれども、
仕事でもプライベートでも人付き合いをいい加減で良いと思っているようなズボラな人は、精神病になんてならない。
生真面目で頑張ってしまう人、気遣いをする人が病気になる。
育てられた環境の影響はゼロではないだろう。
それで苦悩するご両親もたくさんいる。
でも本人の性格や価値観によるものが大きいと思う。
性格だってある程度遺伝するという事はあるけれど、もしお子さんが病気で苦しんでいても、ご両親は自分を責める必要はないと思います。
ご両親にも、本人にも、自分の人生があり、理解、協力は素晴らしいですが、お互いが重荷になってしまってはいけません。
理解ある人だけで周りを固める事は無理でしょうけど、少しでもそういう考えが広まってくれる事を願います。
 
退院が12月8日(土)に決定した。
先生も部屋にやってきて話をした事なので確実である。
減薬をして調子をみてから退院としたかったようだが、入院費もバカにならないので、通院しながら減薬をしていく事になった。
薬を止めるタイミングは、何かにトライしてみて、それが軌道に乗ったらという事なので、重い。
重いだろそれ(笑)
小さな事でも良いので、何かを始めて様子を見てと言う事だが、小さな事がとてつもなく大きく感じる。
まぁ、何か考えます。
 
母が面会に来てくれたので、8日の10時退院だと決める。
本当に退院なんだなと実感があるような無いような。
紅葉はもう終わってしまっているようである。
それでもやはり外は良い!
元気になれば、もっと人生を楽しめるはず。

ごちゃごちゃ考えて、がんじがらめになって参ってしまうのが僕の性格。
理屈など後から付いてきやがれって事なのかもしれない。
色々と悪い事も考えてしまうけれども、そこを何とかプラスに持っていけるように強くなりたい。

今日も畦道通信に来てくれてありがとう。