僕とうつ&統失 闘病記 2018.10.19 1年ぶりに登壇

先日書きましたが、引きこもり当事者とご家族が集まるフォーラムで、お話をさせていただきました。
100名くらい集まったようです。
アンケートもたくさん書き込んでくれた人が多いそうです。
去年は一人で話をさせていただいたのですが、今年は母と2人での登壇。
病状が最悪だった頃、何を思っていたかを初めて聞く事になるので、不安もありました。
去年は勢いだけで飛び込んだのですが、今年は事の重大さを理解して去年よりも緊張。
母はもっと緊張していましたね。

始まってしまえば緊張など無くなったのですが、最近体調が悪かったのでやってしまいました。
えっと何を話そうと切り出したんだっけ?と5秒前の記憶が無い。
くぅ、体調が良ければ話ながら考える事が出来るのに、今日はダメな日で。
マイクを持って皆さんに話をしているのに、頭が真っ白。
体調が悪い時になる頭の整理がつかないあるあるですね。
あ、まずいって冷や汗はかかずに、おいおいこのタイミングでかいと心の中でツッコミを入れて、声を出して笑ってしまいました。

最初に体験談を話し出したら、当時の事が急に蘇ってきてちょっと涙が。
目からこぼれないようにして堪えているのがバレバレだったかもしれないですが、まだまだフラッシュバックするんだねと少し懐かしいような気持ちも。
母は完全に泣きながら話しをしていて、親子で目は赤いし、司会者も泣くし、会場もあちこち泣いているんです。

みんな引きこもりや病気を体験したり、関係があったりする人なので、みんな同じように苦しんでいるのがよく伝わってきました。
辛い時を思い出したり、今まさにそういう状況だと泣いているわけですが、同じ境遇の人にやっと会えたという嬉し涙でもあったと思う。
僕はそうでした。

主催であり司会者の方との付き合いも、去年から1年以上経ったので、僕にどこまで聞いていいか分かったのでしょう。
やってはいけない事をした時の状況や気持ちなど、去年よりもかなり踏み込んだ事を聞かれました。
言わなくても良いと言われたのですが、全部話しますと僕。
結構グイグイ来ましたが、最初から晒し者で構わないので、自分の体験を利用してという考えなので辛くはありません。

それよりも発病当初の父の無理解からくる言動の裏話を母から初めて聞いたのですが、そっちはきつかった。
そんな事まで言われていたのかと。
今でも父はそういう事が口から出てしまう人で距離があるけれど、上手に付き合っていくしかないですね。

去年と比べて気付いたのは、当事者さんが増えました。
どれだけ恐ろしい場所に勇気を持って出て来たのか、分かりすぎるだけにこれはとても嬉しかった。
さらに嬉しかったのが、体験談を話し終わって来場者さん達が自由に、引きこもり支援団体のブースに行く時間に、自分達に話しを聞きにくる人がかなりいた事。
フォーラムが終わるまでの3時間僕の前から人が切れる事は無く、10以上あるどのブースよりも人が集まったかもしれない。
最終的には僕のテーブル以外の場所は座席テーブルを全部片付けが終わってしまっているのに、人が絶えないので広い会場でテーブルが一つだけという形になりました。

当事者の方も何人も話をしに来てくださって、握手をしたり連絡先を教えたり、僕が涙目になったり、冗談を言ってゲラゲラ笑ったりしました。
誤解を恐れずに言えば、誰かの助けになればと成功者のような気分もあったのかもしれない。
何も出来ていないし、全然そんな事はないのにね。
この日だって朝動けず、何とか会場に行ったような状態。
元気をもらったのは僕も同じ、助けられたのは僕の方なのでしょう。

同じ県内のかなり遠い地域の保健所の方も話をしに来てくれまして、是非私の地域でも講演をお願いしたいなどという話もいただきました。
よほど僕のジョークが面白かったのだろう。

みんなで涙するところから始まり、ギリギリまで踏み込んだ話になって、笑って解散。
笑えば何とかなってしまうような気もします。
僕が笑っている事が、皆さん安心するでしょうし、こんな人もいるのかとほっこりしてくれたかもしれない。
上手く笑えない日も多いですが、ユーモアは持っていたいと思います。

実に爽やかな気分にさせてもらった1日でした。

今日も畦道通信に来てくれてありがとう。

投稿者:

Masa

うつ病と統合失調症の僕。 同じような境遇の人へ共感を届けたい! 「マッタリ行きまっしょい」というスタンスです。 ٩( 'ω' )و