僕とうつ&統失 闘病記 2019.11.07 正しいと思う事をした日

昨日、「生きたくてもそれが叶わない人に会いに行く」で書いたように、歳の近い親戚のお兄ちゃんのお見舞いに行ってきました。
いつ亡くなってもおかしくない状況なので、土日はたくさんの人がお見舞いに来るでしょうから、僕は平日に行きました。
先日日曜に行ったら、同級生の男性が先に来ていたのですが、気を遣って退室してしまったので、あぁ、他の人とぶつからないほうが良いなと。
申し訳ないですからね。

っという訳で、平日にふらっと病室に現れたので、お姉ちゃんは大変驚いていました😋
ふらっと現れるような距離じゃないんですよ(笑)
お兄ちゃんの様子は高熱が続いていますが、昨日よりは体調が良いようで、指を微かに動かしてくれました。
体調悪くなったら連絡するから、気を遣わなくていいのにと言ってくれたのですが、病院が停電した時も、高熱が2週間続いているという話もだいぶ後になって聞かされたので、皆で飛んでくる事が申し訳ないと思っているのでしょう。
でも心配ですし、ひょっとしたら今頃悪化しているのに、本当にもう危ないという時まで連絡くれないんじゃないかという気持ちがあって・・・

一回顔出したから、亡くなるまでもう行かなくて良いなんて絶対に思わないし、子供の頃から姉弟のように接してきたお姉ちゃんが一人で看病しているので、お姉ちゃんが壊れてしまうんじゃないかという心配もあります。
引きこもりやっているような自分だけど、話を聞いてあげて、お兄ちゃんの手を握ってやるくらいしかできないけれども、少しは役に立てたかなと思います。

その後、弟の命日が近いので、墓参りに行きました。
一人で墓参りをするのは二十数年ぶりです。
あの時は爺ちゃんと話をしに東京から電車で最寄り駅まで行き、しばらく歩いてお墓まで行ったなぁ。
当時も何か悩んでいたから、話をしに行ったのだけど、何を悩んでいたかは覚えていない。
あれから随分経つけれど、今回も色々と悩んでの墓参りだ。
毎度まいど愚痴をこぼされたら皆も参ってしまうかな。

一人の墓参りは忙しい。
花と線香とハサミとチャッカマンを持って、水を汲みお墓の前まで行きました。
普段なら分業で、墓を掃除する人、花生けの汚れを落とす人、花の長さを調節する人、線香に火を付ける人など、行った人がそれぞれ手分けして作業するわけですが、今日は一人、簡単ではあるけれど、墓の掃除をして、花生けの苔を落とし、花の長さを調節して切り、湯呑に水を入れて、線香に火を付けて、それを供えてとせっせと動く。
不思議なもので、今朝までは体調が悪かったのに、こちらに来てからは身体が動くような気がする。
次に線香をあげる人もいないので、しばらく手を合わせていた気がします。
あげ終わってからも、少し日が落ちてきた誰一人居ないお寺で、しばらく線香から上る煙を見ていました。
あんなに墓と向き合ったのは初めて。
皆で皆に会いに来るのも孝行なんだろうけど、一人でじっくり語り合うのも良い時間でした。

もう月が輝き出した時間になっていましたが、そこから更にもう一つやりたい事がありました。
婆ちゃんの家に寄ってお茶をしてくるというものです。
過去2回、家族で行くのとは別にお兄ちゃんのお見舞いに一人で行っていますが、婆ちゃんには会わずに帰ってきていたのです。
家から数キロの場所を通っているのに、素通りして帰ってくる事に罪悪感を感じていたので、思い切って婆ちゃんの家へハンドルを切りました。
お土産は芋羊羹とどら焼き。
婆ちゃんがお世話になっているご近所さんにも、同じ物をお礼と共に手渡し、婆ちゃんの家に上がろうとしたら、まだ明るいのに雨戸が・・・
当然玄関も閉まっているだろうし・・・
雨戸を叩いて、婆ちゃんMasaだよ!って言っても一向に雨戸は開かない。
これは困ったと、家に今外にいるんだけど、と電話しようかとも思ったのですが、その前に思い切って雨戸をこじ開けたら、婆ちゃんもこっちを見ていて驚いていた(笑)
今年寄りを狙った悪質な奴がいるからね。
被災地は特にそういう輩が現れるから、孫が名乗ろうが開けないのが正解なのです。
さて、婆ちゃんちに上がり込み、買ってきた芋羊羹を一口頂きました。
芋羊羹なんて久しぶりだと喜んでくれたので、良かった。
この地に旨い和菓子屋はあるのか?聞いたら無いと即答。
有名な物はあるのですが、有名すぎてどこの店でも売っているという状態で、地元の人は食べないんだよね。
だから和菓子買いは次回も苦労しそうです。
寒くなってきたから次回はユニクロでヒートテックみたいな温かい物を買ってくるなどと話をしました。
1時間くらい婆ちゃんと話をして、外が真っ暗になったので、帰るねと言って帰路につきました。
数時間かけて帰宅し、両親にお兄ちゃんの様子など今日一日の行動を報告。
疲れただろう。と言われたけど、実はそれほど疲れてはいなかった。
行った3つの事はどれも1族に対しての事で、生きている者だったら当たり前の事をしたまで。
引きこもっているのだから、なおさら良い。
正しいと思った事をやっただけだけど、背筋が伸びて、気持ちがスッキリした気がする。

ま、今日こうしてこの話を書いているけれど、この後、疲れが出て寝込むかもしれない。
それは脳みその機能の問題であって、心はスッキリしている。
動けなくなったとしても、心穏やかに休めそうである。

私の分の芋羊羹は?と母が言っていたが、そんな物は無い。
そして昨日寝る前に気づいたのだが、墓に供えた花生けに水を入れるのを忘れていた。
全部一人でやったら、凡ミスだ。
花すぐ枯れちゃうだろうけど、しょうがないか・・・(笑)