爺ちゃんが蛇

爺ちゃんは蛇年で、生前俺が死んだら蛇になって皆を守ると言っていたそうだが、父が居眠り運転をした時も蛇が頭に浮かんで目が覚め大事故にならずに済んだという事が有った。
そして爺ちゃんの回忌の行われたその日だけ、庭の木に蛇が現れる。
逃げるわけでもなくじっと見える場所に居て、不思議と気持ち悪かったり怖かったりを感じさせない蛇だった。
7回忌の時にも帰宅したらこの蛇が居て、親父がもうこっちは大丈夫だから現れなくていいぞ と言ったら、それっきりこの蛇が現れる事は無くなった。
あまりにその日その日だけにピタピタ現れる事や、生前に爺ちゃんが言っていた事を考えると、不思議な世界というのはあるのかもなと思ったりする。
写真はその爺ちゃん蛇。
あまりに逃げないし、もう出てこなくなってしまったから、貴重な写真ではある。