僕とうつ&統失 闘病記 2019.06.23 凶悪犯が精神病を装う事について

先日、警官を刺し拳銃を奪い逃走していた犯人が逮捕されました。
複数箇所を刺された警官も幸い命を取り留めることになりそうな流れ。
数日この話を書かずに世間の見方を様子見していたのですが、とりあえず落ち着いて来たかな。

犯人が「ゲームを止めたら、声が聞こえるようになった」と証言しているというニュースが流れたわけです。
この犯人、かなり計画的に犯行に及んでいるのは皆さんも気付いていると思います。
声が聞こえると事前に警察に相談しに行ったとの事ですが、普通警察に行きますかね?
その行動すら下地つくりのような印象を受けるのですが、実際にはどうなんでしょう。

自分に置き換えてしか判断は出来ませんが、声が聞こえてどうしようもなく苦しい状況になったら、人を刺したり、ピストルが必要になったりはしませんね。
人に危害を加えて声が止んでくれるわけがないし、思考が滅茶苦茶になっている時に、計画的に行動するなんて事は無理です。
声が止まなかったら、部屋に閉じこもり、布団を被って、耳を抑えている事くらいしか僕には出来ませんでした。

それをこの犯人は、声がしたから犯行に及んだわけでしょう?
警官からピストルを奪えって声が聞こえたのでしょうか?
普通、自分を否定したり攻撃的な声が聞こえるので本人は苦しむわけです。
この犯人は声に従った事になりますが、従わないですよ。
やってはいけない事や、あり得ないような言葉が聞こえるのが普通ですから、従わないのです。

犯人は頭が良いと感じる部分が多々あるのですが、精神鑑定の結果は刑事責任を問えると判断される事でしょう。

この話で一番僕が言いたい事は、精神病患者は健常者よりも犯罪率が低いという事です。
これは統計でハッキリと出ている事実です。
先程書いたように、本当の精神病患者は自分の事で精一杯だし、辛かったら内に内にと籠ろうとするのが普通の流れです。
また、精神病を発症する人の多くが、繊細で真面目な人が多いという事です。
他人に危害を加えようとするような傲慢で自己中心的な性格とは正反対なのです。

マスコミには、この事件を最後まで取り上げ、真実を粛々と伝えてもらいたいです。
「犯人は精神科に通っていた過去がある」と報道してそれで終わりですからね。
「精神病患者は危険ではない」って所まで言ってもらわないと。
犯人は精神病と言った責任があるんだし、そこまで伝えて初めて終わりになると思うし。

凶悪事件がある度に出てくる精神鑑定という言葉。
相当に厳しいチェックが入るぞ。
医者は騙せないぞ。
という事を伝えていく事も必要だし、
精神病患者を装う事は、証拠隠滅や、虚偽の証言をする事と同じように、罪が重くなる事としても良いと思うんだけど。

いつまで経っても、精神鑑定をして罪を逃れようとする犯人と、
精神病患者は犯罪者予備軍のような扱いを受ける、そういう印象に持って行かれる事に怒りを覚えるのです。

今日も畦道通信に来てくれてありがとう。

僕とうつ&統失 闘病記 2018.11.23 入院36日目 挨拶結構頑張った

食事が出るリビングに入る時に、先に来ている人たちに挨拶をすることができないと昨日書きました。
出来ないと決めつけない。
負けたくない.
性格の問題ではなく、大人としての振る舞い方。
思い切ってリビングに入った時に、「こんばんは」と言ってみた。
返事は一人も返してくれなかった。
まぁ、言う事が重要なわけだからこれで良いのだ。
食事前にいい事をした気持ちになる。
ご褒美なのか、その時の献立は、回鍋肉と湯豆腐だった。
別に好物じゃぁないのだけれども、何となくいつもより美味しく感じた。
結局のところ、精神病というのは人と関わる時に何かしら問題が出る症状の事なのだろうと思っています。
一人の時はあまり困らないしね。
人付き合いが苦手から困難になって、皆さん苦しんでいる。
晩御飯前にこんばんはと言っただけでも、結構頑張ったよなと自画自賛です。
ずっと入院中黙っていた男がいきなり挨拶をするようになる訳ですから、初回は勇気要りますしね。

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僕とうつ&統失 闘病記 2018.11.12 入院25日目 雑多感がダメみたい

よく眠れた。
でも目が覚めて朝食を食べた後も眠い。
これが夕食後に飲む薬の副作用なのか?
あれだけ眠ったのにまだ眠いというのは副作用の気がするが、先生によると副作用ではないようだ。
そしてOTに参加してほしいと言われた。
参加できるかどうかが問題ではなく、どれくらい他の人と一緒の時間に耐えられるかを見極めたいそうだ。

そのOTに参加してみたのだが、風呂の時間とかぶるので、最初から参加できなかった。
一人ナースステーションに行って、OTに参加し遅れたのですが・・・と伝えて、後から合流した。

OT室は、塗り絵、裁縫、TV観賞、Wiiスポーツ、読書、パズル、卓球、カラオケとやれる事は山ほどある。
ただし、僕は何をして良いのか分からないので、とりあえず漫画に何が揃っているかをチェックした。
ワンピースがあったが、どうもワンピースが好きになれない僕が手に取ったのは、ブラックジャックによろしく。
読むのはかなり久しぶりだったが、精神科篇の最後の巻を手にした。
100人に1人はかかるポピュラーな病気なのに、当時は病気になる原因も治療法も分かっていない、この統合失調症という病気が描かれる。

統合失調症の登場人物が社会復帰をしようとしたタイミングで、元精神科に通院していたという人物が凶悪事件を起こし、
精神病患者という一般の方には理解できない集団は、一括りにされ、皆犯罪予備軍というレッテルを貼られます。
社会復帰を目前にした登場人物は、追い込まれて自殺未遂をする。
当時リアルタイムで読んでいた僕は、うつ病の方が統合失調症よりも強くて、理解できるけど自分はここまでじゃない。と思っていたが、
今になってみると、かなりデリケートな事を包み隠さず問題提議しているなと。

問題や矛盾を公にする漫画なのは分かっているが、精神科篇の最後に出てくる教授の言葉が胸に突き刺さりました。
閉鎖病棟に統合失調症で入院している真っ只中に、それに近い状況で読むブラックジャックによろしくは、
勇気付けられると共に、心が痛くなりました。

発表当時から何年経ったのか分かりませんが、未だに精神病には偏見があると思います。
気持ちの持ちようで、五体満足なのだから、働け。
金を稼ぐのは簡単だ。という心無い発言を入院前に受けたのですが、
発症して同じ状況にならないと理解は出来ないのは分かるのですが、理解できないならば下手気に発言しないでほしい。
五体満足に見えるんだね・・・理解できないというより、知ろうとすらしてない。
精神論じゃないんだと何度言っても分かってくれないので、この人とは距離を置くことにしました。

OTは明日も開かれるようなのですが、明日は集団行動の日らしく、どうやらプリンを作るそうです。
これは参加しなければなるまい。
参加する事できっと僕は疲れてしまうでしょう。

今日のOTも部屋に居る時とは比べようも無いほどの、音と会話と情報が頭に飛び込んで来て、
入院前の頭の中がぐちゃぐちゃになる時の再現のように感じたのです。
これは辛いのですが、退院したらこういう状態になるかもしれないので、慣らしが必要です。
頑張ってプリンを作らなければならないというわけだ。

今日も畦道通信に来てくれてありがとう。